淀江町富繁 富繁公民館の双体道祖神
鳥取県米子市淀江のサイノカミさん
米子市淀江町富繁には2ヶ所、計2基のサイノカミさんがあるそうです。
そのうちの1基である双体道祖神がここ富繁公民館前にあります。
もう1基は個人宅所蔵とのことで探索を断念。
また富繁では、閏年の2月に荒神講が行われていました。
ワラでクチナワを作り各戸を廻るというものなのだそうです。
※淀江風土記(1989)
現在もやっているのかは不明。
- 地域
- 鳥取県米子市淀江町
- 目印
- 富繁公民館
- 対象
- 双体道祖神 × 1基
- 参考
- 塞神考 No.319
- 淀江みちくさ手帖
- 淀江町誌
大型の双体道祖神
大型。
打製石器的形状の自然石に円形の彫込み、中に双体神立像が線刻されています。
彫込みの内側12時の位置に幸神
の文字。
寄る年波にかすむ視力を酷使しながら、こういった見えづらい線刻と格闘する石造物探索の因果な…
いやよそう。
彫込みの外、下部にはもの凄い筆圧で富村中
の文字。
男神が所持しているのは御幣であるとする資料もありますが、笏ではないかと思います。
画像処理による見立てが理由のひとつ。
もう一つの理由は、墓下タイプの依り代だと考えられるからです。
この事から、男神が佩刀している事、また女神が宝珠を所持していると推測することが出来ます。


