エロイカより愛をこめて
作:青池保子

  • BucketManの「勝手にブックレビュー」
エロイカより愛をこめて

当初はドタバタギャグだったのですが、次第にスパイものとしての特色が強くなり中盤以降はだいたい作風が安定、読みやすくなってきました。
ギャグ作品としての痕跡もジェイムズ君、ロレンスを残す程度でシリアスとの温度差がちょうど良いお湯かげんです。
好きな人とそうでない人の境界線がはっきりした部類の作品ですので、未読の方にお薦めするのが非っ常~に難しい。
ひとつだけアドバイスをさせていただくならば、なるべくうしろの方のエピソードから読んでみてください。
NATO、KGB(カーゲーベー)を主とした情報機関のスパイ戦を土台にして、毎度ゝ伯爵の美術品蒐集活動(窃盗)がカチ合うという黄金パターンが繰り返されているのだなぁ…と、何となく汲み取れると思いますのでw
間違っても1巻からチャレンジしようなどと思わないよーに。
『別冊ビバプリンセス』1976年~『月刊プリンセス』~『プリンセスGOLD』などにて掲載。

さぁ…あなたもこちら側へ(催眠)