伯耆町(旧岸本町)口別所 上河原神社の双体道祖神

鳥取県西伯郡のサイノカミさん

西伯郡伯耆町(旧岸本町)口別所のサイノカミさんは上河原神社横にあります。
対象の依り代は双体道祖神が1基とされていますが、となりにお団子の供えられた石祠があり、また境内に末社が新設されていますのでそちらも見ていきたいと思います。

サイノカミさんがある伯耆町口別所の上河原神社
2023-03-25
地域
西伯郡伯耆町(旧岸本町)
目印
上河原神社
対象
双体道祖神 × 1基
石祠    × 2基
境内神社  × 1社
造立
慶応三卯三月日(双体道祖神)
参考
塞神考 No.431

双体道祖神の特徴

神社向かって右。
歩道を挟んだ椨(タブ)の古木の下にあります。
依り代は大型の自然石。
社殿と双体神立像が線刻されています。
向かって右の男神は杖を所持。
左の女神は所持品不明です。
右に願主 別所村中
慶応三卯三月日の文字があります。
実は私が訪問した時は、苔と浸食で像が殆ど見えず、ひさごん様のサイトにて像様を確認させていただきました。
助かる。

類型:杖タイプ

  • 上河原神社の双体道祖神
    2026-01-10
  • 上河原神社の双体道祖神を右斜め前から撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社の双体道祖神を左斜め前からアップで撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社の双体道祖神の左部分をアップで撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社の双体道祖神の右部分をアップで撮影
    2026-01-10

新たに設けられた境内神社について

拝殿向かって1時方向、本殿の右側に

  • 塞ノ神大神
  • 山ノ神大神
  • 唐王大神

の末社が立っています。
塞神考には記述がありませんので、ここ30年~40年の間に配祀されたのでしょうか。

  • 上河原神社の境内神社「塞ノ神大神」
    2026-01-10
  • 上河原神社の境内神社「塞ノ神大神」を右斜め前から撮影
    2026-01-10
  • 塞ノ神大神、山ノ神大神、唐王大神の扁額を左から撮影
    2026-01-10
  • 塞ノ神大神、山ノ神大神、唐王大神の扁額を右から撮影
    2026-01-10
  • 境内神社「塞ノ神大神」の賽銭箱
    2026-01-10

令和7年末のお供えと石祠

塞神考の調査では石の祠はサイノカミでは無いといった聞き取り結果が記載されています。
しかし祠の石板にだんごが供えてありましたので、だんだん行事が混ざってきているのかもしれません。
ちなみに令和7年末のものだと思われます。
双体道祖神の前にはおだんごは確認できませんでした。
サイノカミ祭りの日(12月15日)からひと月近く経っていますので、祠の中にあったものと違い溶けて見えなくなってしまったのだと思います。
周囲の状況から考えて、2基の祠は山ノ神および唐王さんなのではないでしょうか。
あくまで推測です。
また、年末のお団子だけでなく、正月の切り餅もお供えされていました。

  • 上河原神社隣の石祠を右側から撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社隣の石祠を右斜め前から撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社隣の石祠を左斜め前から撮影
    2026-01-10
  • 上河原神社隣の石祠に供えられた団子
    2026-01-10
  • 上河原神社隣の石祠に供えられた団子
    2026-01-10
  • 上河原神社隣の石祠に供えられた正月の切り餅
    2026-01-10