伯耆町(旧岸本町)口別所 上河原神社の双体道祖神
鳥取県西伯郡のサイノカミさん
西伯郡伯耆町(旧岸本町)口別所のサイノカミさんは上河原神社横にあります。
対象の依り代は双体道祖神が1基とされていますが、となりにお団子の供えられた石祠があり、また境内に末社が新設されていますのでそちらも見ていきたいと思います。
- 地域
- 西伯郡伯耆町(旧岸本町)
- 目印
- 上河原神社
- 対象
- 双体道祖神 × 1基
- 石祠 × 2基
- 境内神社 × 1社
- 造立
- 慶応三卯三月日(双体道祖神)
- 参考
- 塞神考 No.431
双体道祖神の特徴
神社向かって右。
歩道を挟んだ椨(タブ)の古木の下にあります。
依り代は大型の自然石。
社殿と双体神立像が線刻されています。
向かって右の男神は杖を所持。
左の女神は所持品不明です。
右に願主 別所村中
左慶応三卯三月日
の文字があります。
実は私が訪問した時は、苔と浸食で像が殆ど見えず、ひさごん様のサイトにて像様を確認させていただきました。
助かる。
類型:杖タイプ
新たに設けられた境内神社について
拝殿向かって1時方向、本殿の右側に
- 塞ノ神大神
- 山ノ神大神
- 唐王大神
の末社が立っています。
塞神考には記述がありませんので、ここ30年~40年の間に配祀されたのでしょうか。
令和7年末のお供えと石祠
塞神考の調査では石の祠はサイノカミでは無い
といった聞き取り結果が記載されています。
しかし祠の石板にだんごが供えてありましたので、だんだん行事が混ざってきているのかもしれません。
ちなみに令和7年末のものだと思われます。
双体道祖神の前にはおだんごは確認できませんでした。
サイノカミ祭りの日(12月15日)からひと月近く経っていますので、祠の中にあったものと違い溶けて見えなくなってしまったのだと思います。
周囲の状況から考えて、2基の祠は山ノ神および唐王さんなのではないでしょうか。
あくまで推測です。
また、年末のお団子だけでなく、正月の切り餅もお供えされていました。