大山町(旧名和町)押平 原の双体道祖神
鳥取県西伯郡のサイノカミさん
西伯郡大山町(旧名和町)押平 原のサイノカミさんは集落外れの氏神さん手前にあります。
おしならと読みます。
対象の依り代は超大型の双体道祖神が2基なのですが、道路横斜面の土砂に埋まっているため実際どれほどの大きさなのか、さっぱりわかりません。
また、北斎画をモチーフにした図案だと思われる珍しい依り代もあります。
- 地域
- 西伯郡大山町(旧名和町)
- 目印
- 集落外れの氏神社
- 対象
- 双体道祖神 × 2基
- 参考
- 塞神考 No.258
- 続名和町誌
茶畑原の双体道祖神(左)
超大型の自然石。
方形の彫り込みに屋根を線刻して社殿の形にしてあります。
中に浮き彫り線刻の注連縄と双体神座像(推定)。
向かって右の男神が冠を身に着けていることのみ辛うじてわかりますがその他は不明。
左に茶畑~の文字があります。
塞神考によると男神は立像、女神が座像とのこと。
文字は茶畑原と書かれているのだそうです。
北斎画がモチーフの双体道祖神(右)
超大型の自然石。
駒形の彫り込みに浮き彫り線刻の双体神立像。
向かって右の男神は斜め下向きで大幣を構えています。
左の女神は振り返っているように見えますので、富長神社の依り代と同じく北斎画を手本とした図案なのではないかと考えられます。
現在は左に茶畑の文字が確認できますが、埋もれていなかった頃は茶畑村中まで読めていたのだそうです。
類型:北斎タイプ